退職の準備を進めて中で
「退職って、いつ切り出すのが無難なの?」
「退職する時期によって税金が安くなったりするって聞いたんだけど」
「退職を相談する事で、ボーナスがもらえないと嫌だ!!」
このような問題ありませんか??
実際の所、退職を切り出すタイミングを間違うと大きなトラブルになったり
退職をするタイミングによっては、再就職先の転職にも大きく影響する事もあります。
以下の内容を含めて解説していきます。
・ボーナスをしっかりもらいつつ、損をしない退職タイミング
・退職時期によって再就職後の税金が影響するのか
もくじ
退職するなら冬のボーナス支給後の1月末!!
まず結論からいくと、冬季ボーナスの支給後の1月末に退職する事をオススメします。
一般的に退職の時期と言えば12月や3月という印象が強く
理由としては年末や年度末で区切りが良い為、退職時期として人気が有りますが
当サイトでは以下を理由に12月・3月の退職を避ける事をオススメします。
・冬季賞与が減額または支給されない場合がある。
・年末や年度末は一般的に忙しい退職手続きが大変。
・退職や転職者数が多いので転職先が決まっていない場合はライバルが多い
以上のような事が有ります。(以下解説)
冬季賞与が減額または支給されない場合がある
大前提として、賞与は賃金と違い法的な支払い義務はありません
なので、辞めていく社員には意図的に減額する、または支払わない事も可能です。
社内規定などあるので普通の企業であれば、あからさまに減額や支給が無い
なんて事はないと思いますが大体の企業は【基本給×社内評評価×〇か月分】
というような計算がされていたりします。
という事は、社内評価(上長の評価)が下がってしまうとある程度下がる事になるでしょう。
年末や年度末はプライベートも忙しい事が多く退職手続きが大変
年末や年度末って何かと忙しいですよね。
退職をすすめていくうえで、何かと役所・ハローワークでの
手続きが必要となる場合もあります。
ただでさえ、忙しい年末・年度末になると申請漏れや
締め切りに間に合わない事があるので極力避けるようにしましょう。
退職や転職者数が多いので転職先が決まっていない場合はライバルが多い
退職後は再就職をする方が大体なので他人と争わないタイミングを狙いましょう。
なので、ちょっとタイミングをずらした1月末を狙い目です。
どうしても、年末・年度末に退職する場合は
事前に就職先に内定をもらってから退職するようにしましょう。
退職するなら夏季賞与支給後とどちらがオススメ??
一般的な企業であれば、8月末の夏季賞与・12月末の冬季賞与があります。
それなら、8月末の夏季賞与支給後の9月末の退職でも良いんじゃないの??
確かに、9月末の退社は賞与面では問題ありません。
しかし、現在を退職後に再就職をする事を考えると求人数が
増加傾向にある1月末の退職の方がメリットが大きいです。
企業の求人数が年間を通して増加するのは【1月~3月】と言われており
理由としては、年度末の退職者を見越しての補充・業務拡大による人員の補強
などが有り、一番活発に求人がでる時期です。
以上を理由に、理想としては12月~1月中旬にかけ転職活動をすすめていき
1月末に退職し、2月からは転職後の職場で働くという方法が出来ます。
有給休暇がある場合でしたら、1月中に転職先を決めておき、2月は有給休暇の消化をし
3月から転職先で働き始めるという事も可能です。
もう一つオススメな時期は、夏季賞与後の10月も求人は増える為
タイミングとしては良いです。
なので、オススメの退職時期にランキングをつけるのであれば
1位【冬季賞与後】2位【夏季賞与後】になります。
社会保険などの税金などは影響するの??
結論から説明すると、【影響しません!】
転職後に給与がアップするから、4月~6月は現在の職場に在籍しておき
それ以降で、転職する方がお得なんて言う事を聞きますが、結局の所は
何月に辞めようが社会保険料を安くする事は不可能です。
まず、説明として厚生年金・健康保険料は、
毎年の4月~6月の給与額(残業等全て含む)をもとに
【標準報酬月額】を決め、そこからその年の9月から翌年の8月まで適応しています。
しかし転職後は、その被保険者が受けるであろう初任給を
もとに標準報酬月額が再設定されます。
例として2022年、1月~5月に入社した場合は2022年の8月まで、
2022年の6月~12月に入社した場合は2023年8月まで適応されます。
以上を理由に何月に辞めようが、損得はありませんので気にしないようにしましょう。
時期に合わせて無理に退職する必要は無い
ここまで、退職時期に関して説明してきましたが
あくまで退職するなら、冬季賞与支給後の1月末がオススメだと説明してきました。
ですが、そもそもは一通りの退職準備ができていての話が前提です。
別記事で説明しましたが、基本的に在職中の転職活動は必須だと私としては思います。
独身だと勢いで、現在の職が嫌になってバックレて
退職してしまうのも良いかもしれませんが、既婚者などには
かなりリスクが高く次の転職先に迷惑をかけてしまう可能性が高いです。
なので退職・転職の際は、しっかりと転職活動したうえで退職手続きに進むようにしましょう。
まとめ
当サイトでは、基本的に在職中の転職活動をオススメしています
一般的に2カ月程度で転職活動は可能かと思います
(事前の求人サイトへの登録・リサーチ期間は別)
なので、1月末に退職予定であれば、12月頃から
転職・退職準備をしていけば問題ありません。
退職の意思の報告も忘れずにしましょう。
報告のタイミングとしては、法的に退職2週間前と決まっていますが
一般的なマナーとして遅くとも1ヶ月前には伝えるようにしましょう。
退職のタイミングとしては、別記事にも書いていますので
是非参考にしてみてください。