「よし!!辞めるぞ!」
と意気込んでみたものの、この現場監督という仕事は基本的に担当している
現場があって工期が短いものでも、半年~1年、長期のもので5年以上なんて事が有ります。
そんな現場監督が、退職するという事は基本的にトラブルになる事がだいたいです。
トラブルを避けて円満に退職する為に、
ここではポイントを5つにまとめましたので是非参考にしてみてください。
それ以前に、退職する為の事前準備は別の記事にまとめておりますので、
退職を検討している段階の方は、先に以下のリンクをご確認ください。
もくじ
退職を切り出す最適なタイミングとは
基本的に退職を切り出すタイミングとしては、遅くても2か月前に早ければ
半年前に上司へ報告する事が適切なタイミングです。
理由としては、竣工のタイミングで上司へ報告をしても、すでに次の現場へ配属の予定が
社内的に人員配置が予定されていて多くは竣工3か月前ぐらいから次の現場の打診があり
退職を切り出しにくい状況になりますので、可能であれば半年前ぐらいからじわじわと
退職についての意思を伝えていくようにしましょう。
ただし、あまり早く報告すると執拗に引き留めに合う場合やボーナスの査定にも影響
する可能性がありますので、早くても半年程度で問題ありません。
最短で退職する為に法的根拠を確認する
前述したように、基本的には2か月~半年前に上司へ報告し、退職へと移行していくのが一般的なパターンですが
「そんなに待てない!」
「一日でも早く退職したい!」
という場合もあると思います。
そんな場合は、事前に法的根拠や社内規定を確認しておきましょう。
少し強引にはなりますが、社内規定を守っていれば会社側から訴えられるような
大きなトラブルにはなりませんので頭にいれておきましょう。以下の図のように
法的根拠にならい最短で退職するには14日となります。
そして最終手段にはなりますが、下記で紹介する退職代行サービスもオススメです。
退職手続きを全て外部委託し、その代行契約した翌日からは出社しないというパターンです。
退職届の書き方・準備 テンプレート
退職届は、ややこしい書き方はせずに基本的には【一身上の都合により】で問題ありません。
そもそも、それ以上を追求する事も会社にはそんな権限はありません。
なので退職願いについては、シンプルな内容でOKです。
退職届の提出方法(誰に?いつ?直接報告?)
現場監督の場合は、少し特殊で基本的に社内の人間が現場に一人で配属されている
場合や、自分+社外人材など同じ場所に上司が居ないパターンが多いです。
なので、可能であれば上司が現場に来たタイミングで相談や、電話・メールなど
で退職の意思を事前に伝えてから退職届を提出するという手順になります。
トラブルを回避する為にも、急に退職届を本社へ郵送などしないように注意しましょう。
報告する相手としては、基本的には自分の現場を統括している上司(課長)にするのですが、
だいたいの場合は、部下に退職されると困るで多少強引にでも退職をさせないようにしてきますので、
面倒な場合は直接的な決定権がある、部長などの役職者に相談するのもありです。
この報告する相手は状況により見極めるようにしましょう。
残務整理・引継ぎ資料の作り方
現場監督の場合、自分しかできない仕事という物はありませんので、あまり気にし過ぎないようにしましょう。
「自分が居ないと現場が進まない」
なんて言ってる人がいますが、一時的に不具合はあるかもしれませんが、数日以降は特に問題なく現場は進みます。
ただし、写真管理や図面・書類をしっかり共有していないと、
有給期間中や退職後に頻繁に問い合わせがあったりなど、面倒なので気をつけてください。
とにかく、自分が作成している書類等は全て共通の社内サーバーへいれて管理しておくようにしましょう。
問い合わせがきても
「ここのフォルダーに無ければ、その書類や写真・図面はありません。」
で解答ができるようにまとめておきましょう。
図面・書類等のデータの持ち出しは違法になりますのでくれぐれも、気をつけてください。
退職代行サービス オススメサイト
人によっては、職場や仕事が自分に合わず精神的に弱ってしまって
非常に残念な事に、うつ病になり最悪の場合、自殺してしまう事もあります。
特にまじめな人程、考えすぎてしまい最悪のケースになってしまいます。
特に現場監督は精神的・肉体的にも大変な仕事ですので、再起不能になる前に前述したような手順を、
全て外部へ委託してしまう事も可能です。
実際に病気になってしまってからでは遅いし、急にバックレて音信不通なるのはもってのほかです。
そんな事になる前に、さっさと外部委託してしまいましょう。
退職代行サービスは、だいたいの場合は、約30,000円程度で委託可能です。
しかし、適当に選んでしまうと会社とトラブルになってしまったりするので、
しっかりとした、以下のような実績が多くある大手に依頼するようにしましょう。
転職サイト オススメサイト
退職時に事前に検討しておきたいのが転職先です。
退職後の身の振り方や転職先を確定しておくと会社からの引き留めにあった場合に
退職をしやすいので、確実にリサーチしておくようにしてください。
特に転職サイトには、退職の数か月前に登録しておいて
在職中から確認しておきましょう。
慌てて転職すると、また失敗してしまうので注意が必要です。
事前に登録しておくメリットとして、検討している会社状態がおおよそ分かります。
慢性的に人材不足の会社は、ずっと求人が掲載されていたり退職者が多い会社は頻繁
に求人情報が掲載されていますので、そのような、危険な会社を見極める事も可能ですので事前登録しておいてリサーチは必須です。
・株式会社 助太刀 (建設業 特化求人)
https://shain.suke-dachi.jp/?cid=cgu8dvfu2nh6&p=60ed46ac62504
・就職shop (リクルートが運営する第二新卒・既卒に強い)
https://www.ss-shop.jp/s01/?utm_source=referral&utm_medium=all&utm_campaign=a8&_acr=91a89eea69fd72c1fc4fa0b1c51885bd&_acreqid=72ceb20d-c91b-4eb2-adf4-466922e5187d
・株式会社会社 RSG (建設業 特化求人サイト)
まとめ
以上が、現場監督が円満に退職する為の5つのポイントでした。
現段階で、まだ余裕があるけど最終的には退職したい場合は、
紹介したように段階的な手順に従い退職する事をオススメしますがかなり精神的に悩んでおり、
カラダへの不調があり身の危険を感じる場合は、迷わず退職代行などのサービスを利用してください。
自分の身は自分守るしかありませんので計画的に考えてみてください。