この記事は
退職を考えているけど、転職活動のタイミングが分からない
貯金に不安があるので、今の仕事が辞めたいけど辞めれない
という悩みに向けて書いています。
現在の仕事を続けながら転職活動をするメリット・デメリットや
しかし、あくまで在職中の為トラブルを回避する為にも
注意すべきポイントも解説していきます。
もくじ
なぜ在職中の転職活動がオススメなのか
当サイトでは転職活動を成功させる確率を高める為に
大前提として、在職中の転職活動をオススメしています。
退職後の転職活動時には、一時的に無収入になる為、貯金との
兼ね合いもありどうしても時間に制限があります。
特に結婚されていて家族が居る場合は、何かと出費が多いので
余裕がある場合の方が少数派だと思います。
そんな中、慌てて転職先を決定すると転職に失敗し最終的に、
また転職先をしないといけない事になり自身だけではなく、
雇入れてくれた会社にも迷惑がかかる事になります。
なので、この先の転職活動に失敗しない為にも
在職中に余裕を持った転職を計画し、行動をして
しっかりと転職先を見極めるようにしましょう。
退職前に転職先を決めるメリット
安定的に収入がある為、心に余裕を持って転職活動ができる
在職中に転職活動をする場合は、このメリットが大きいと思います。
どうしても離職した場合は、下部の比較資料のように
無収入の状態が約2か月程続くので、貯金というリミットが発生します。
転職先をしっかり選んで決めようと思うと
短くても2か月~3か月、そして給与の支給までを考えると約半年、
そして会社によっては、1か月~2か月程は、試用期間もあるので
想定している収入になるまで時間がかかります。
その点を踏まえると、在職中に転職活動をおこなえるのは、
かなり大きいメリットだと思います。
良い転職先が決まらない場合、焦って就職する必要がない
こちらの内容も収入に関連してきますが、転職活動には会社毎の都合がありますので
自分の希望する仕事内容・給与内容とマッチングする職場が無数にあるわけではありません。
なので、離職・退職後に転職活動を行うと
ゆっくり転職活動をしても、せいぜい1か月~2か月程度だと思います。
そのタイミングで自分の意向とマッチングする会社が有れば良いですが
無い場合は、妥協して就職するか無収入のまま転職活動を続ける必要が有ります。
退職手続きや有給消化を計画的に実施できる
離職の際に必要となってくるのが、退職手続きと有給消化です。
この点に関しても、退職届を提出してから法的には2週間で退職が可能ですが
順当な引継ぎ作業や有給消化の期間を考えると2か月程度必要になります。
この点を踏まえて転職活動で面接をする際には、入社の希望日は2か月後と
担当に伝えるようにしましょう。
この時に、2か月も待てないという事を言われる場合は
明らかに人員が足りていない証拠ですので
そもそもその会社への入社は考えた方が良いと思います。
人員が適正に配置されている会社なら、許容範囲の日数です。
現職からの引き留めをしっかり断る事が出来る
退職時には、まず引き留め交渉や退職理由を聞かれる事が一般的です。
所属している部署の上司などから、なぜ退職するのか、退職して何をするのか
心配半分・仕事半分の様な確認作業があります。
その際に気持ちが揺らいだり、半端な断り方をすると退職に失敗する場合が有ります
そんな失敗を招かない為にも、転職先から内定をもらっていると
しっかりと引き留めを断る事ができます。
その際に、トラブルを避ける為にも
くれぐれも、社内の人間の悪口や愚痴を話さないようにしましょう。
離職期間を気にする必要がない
転職活動の際に、確認されるのが離職期間です。
今までの職歴と合わせて最後の離職後から次の仕事の就職までに
期間が大幅に開いた場合、余計な勘ぐりにあい就職に不利になる場合があります。
面接時に直接的に言われる事は、少ないですが基本的に、
離職期間が長い場合は不利に働きますのでご注意ください。
退職前に転職先を決めるデメリット
面接等の日程調整が難しい
基本的に在職中に転職活動を行う場合に一番の課題になるのは
転職先との面接等の日程調整だと思います。
しかし、最近では会社によっては面接が必要であれば、ZOOMなどのオンラインの普及もあり
オンライン面接も可能です。
どうしても直接あった面接等をおこなう場合は、
有給休暇を使用して、面接をする事も可能です。
応募期間の短い求人などに対応できない
求人情報を確認していると、【急募!!】【○○月まで!】など日程に
制限がある場合が有ります。
どうしても、その会社に就職したい場合は別ですが、急募している会社は
カツカツの人員で経営している場合が多いので、そもそもあまるオススメできません。
転職活動中に引き留めに合う場合がある
転職活動中に社内バレた場合は、とにかく引き留めに合う
もしくは、転職しにくい状況にされる場合がありますので
上司や同期などに悟られないように、粛々と転職準備をおこなうようにしましょう。
転職活動する際に注意するポイント
在職中に転職活動をすることは、基本的になにも問題はありませんが
まだ準備が出来ていない段階で、転職活動が職場の周囲に知られると
転職活動の邪魔になる可能性があるので、極力周囲には知られない状態で進めていく事が大切です。
転職先と気持ちがある程度、固まった段階で報告する事をオススメします。
有給休暇中などの退職前に休暇処理をしている期間は
在職中になりますので、くれぐれも転職先の契約開始日をバッティングしないように注意しましょう。
この内容に関しては、就業規則や法的に違法になる可能性があるので
有給休暇の消化中は、あくまで面接程度で抑えるようにしましょう。
まとめ
在職中に転職活動をするメリット・デメリットそして注意ポイントを
解説しましたが、個人的な感覚になりますがメリットの方が明らかに大きいので
在職中に転職活動をしない理由があまり理解できません。
稀に自分が会社に辞めると迷惑がかかるから退職できないという方もいますが
どれだけ現在の会社に尽くそうが、死ぬまでの人生を保証してくれる訳ではありません。
基本的に退職という行為自体が、どうやっても迷惑がかかる行為ですから
そこは割り切って、いかに円満に退職するかという事を目指しましょう。